園のお知らせ・園便り

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こどもの日によせて

  • 2020年05月5日

保護者の皆様、おはようございます。お元気ですか?

毎日子どもたちに向けて【あさのおいのり】を送っていますが、先日1年生のお母様に、毎日私も一緒にお祈りしています、と言って頂き、とても嬉しかったです。離れていても、繋がっていると感じています。

なので今日は保護者の皆様にお伝えさせていただこうと思います。

今日は、こどもの日ですね。昭和になり、国が『こどもの日』を制定したその定義は、

”こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝をする” 日だそうです。

”母に感謝する” というところは、あまり知られていませんね。現代においては、母とは、広く保護者ということになるのでしょうが。

そして、コロナ禍にある今こそ、『保護者』の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

長くは自宅保育をされて3ヶ月めに入っている方もいらっしゃいます。頑張ってくださっています。

毎日毎日24時間、お子様に向き合うこと、これは大変なことだと思います。

私も・・・20年ほど前の自分を思い出すと、一生懸命頑張ったり、悩んだり、落ち込んだり、もういいやと諦めたり…また、頑張ったり…の、繰り返しでした。

ましてや今はその時間が一日中となれば…本当に大変ですね。

そこで、先ほどの『こどもの日』の定義をもう一度見てみましょう。

”こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる” 

今、”こどもの人格” も奪われています、もちろん非常事態だからですが。

友だちとワイワイ楽しく遊ぶことも…外で思いっきり走ったり、みんなとリレーをすることも…みんなと机を囲んで一緒にお昼ご飯を食べることも…今までの当たり前がすべて奪われてしまったのです。

子どもたちが『私たちの教育をどうしてくれるの?』と声をあげることはありませんが、不安や寂しさ、窮屈さを感じていることでしょう。

だからこそ今こそ、”こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる” ために、私たち大人が支えていきましょう!

聖パウロこども園としても、今出来ること!を考えています。今しばらくよろしくお願いしたく思います。

とは言え、まだ一ヶ月この状態が続くの?どうしよう?と思われますよね。

お子さんと居てイライラしたり、大声を出しそうになったり、皆さん有ると思います。

そんなときは、黙って少し離れて、隣りの部屋やベランダなど見えない所に行って、空を見上げて、深呼吸をして…。

怒りのピークは、6秒間だそうですね。6秒我慢出来たら、ああ~あの時アレ言わなきゃ良かった…も減ると言われています。6秒間頑張ってみましょう。

いつもなら、子育ての悩みを話し合える、子育て講座『お母さんの敏感期』を行っていますが、

今、こんなときだからこそ、悩んでいること、苦しいことなどありましたら、お手紙やFAXで分かち合えれば、と思います。

末尾に添付します。ご覧下さい。

最後に、先日お電話下さったAさんのお母様からのお話を紹介します。

園長先生、もうネタが尽きてしまって、何をして遊べばよいのか…というお話でしたので、ずーっと一緒に保育のようなことをされていると、お互い疲れてしまうので、お子さんが一人で集中出来ることを紹介して、例えば…折り紙・工作・ビーズ製作・はさみ切りなど…。その時は少し離れて過ごし、一緒に活動するときは、お母さんと協力して、クッキング・ガーデニングなどをされたらどうですか?とお話しました。

今お家では、例えばどんなことをして遊んでますか、と聞くと・・・

おやつの時に、いくつかお菓子に値段をつけてディスプレイして、駄菓子屋さんのように子どもに選んでもらう。2つ以上選んだ時は足し算をして、手作りのお金を払ってお菓子を買う、お店屋さんごっこはしましたが…とのお話を聞きました。

凄い!お母さん!と私叫んでしまいましたが、本当に素敵なアイデアですね!

こんな風に、いろいろことを分かち合えると嬉しいです。何でも良いので、ご連絡お待ちしています。

大切な『こどもたちの未来』のために、今出来ることを頑張りましょう!

 

最後に…大好きな写真(前にも掲載しましたが)

初めて歩いた1歳児さんです。この一歩を守りましょうね。

皆さんのことを思いお祈りしています。

聖パウロこども園 園長 松井 環

TEL(077)524-7369

FAX(077)532-4301

 

 

 

 

 

 

 

 

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